37週で第3子を計画分娩しました。
計画分娩ははじめての試み。(2008年の1人目出産の時はそんな名前も聞いたことなかったのにねぇ、、)
実際に経験した計画分娩のメリットとデメリットについて感じたことをまとめてみました。
これから計画分娩する人・迷って る人に参考にしていただけると幸いです。
目次
計画分娩のメリット
分娩に備える準備は万端
「陣痛いつくるだろうか…」
陣痛がくるのを待つ不安は誰もが感じることです。
じくじく下腹部が痛み出して「ついにきたか!」と思ったら前駆陣痛だったり、陣痛は本当に未知です。
でも、突然陣痛が来られたら困る環境の人だっているんです。
そういう時の計画分娩。
『8月16日に入院して出産』
分娩予定を決められるのでその日に備えて準備すれば安心。
心の準備と入院準備。
上の子どもたちを預ける場所も確保。
あとは当日を待つだけ。
「陣痛いつだろうか…」の不安が無いだけで気持ちが楽でした。
陣痛も分娩も体力勝負です。
入院の前日は家でゆーーーーーーっっくりして、心からリラックスして当日に備えました。
分娩予定日に合わせて予定を決められる
夫と上の子どもたちの用事をキャンセルすることなく、入院をさけて予定を入れることができました。
例えば
- 小学校の夏休みの間に出産できた
- 夫に仕事休み取ってもらって一緒に入院
- 4歳娘を姉に預けてこれた
- 入院前後1週間はなんの予定も入れないようにしておいた
- 仕事の休みも合わせられる
多分、上の子達がいなければここまで分娩に合わせる必要なかったんでしょうけど、他に子供がいたらママが長期間不在になるのは何かと問題が発生するもの。
実家も遠くて助けてくれる人がいなければ、分娩日が決まっていると安心ですよね。
(3人目出産の方は、計画分娩を検討される方多いそうです^^)
応援メールが届く
計画分娩をすると伝えた人たちから、入院の朝に
「がんばれー!」
と沢山LINEをもらいました^^
とっても心強くって、促進剤を使って陣痛を待ってる間もLINEで会話したり気持ちも紛れました。
辛かった妊婦の時期を乗り切れた
私は出産するまで(正しくは産後2日後まで)つわりに苦しみました。
妊娠が分かった日からずっとつわり地獄。本当に本当にしんどくって泣いた日もたくさんある。
3度目の妊娠。
身体も重くって何するにも辛い。
1人目や2人目の時はこんなにしんどくなかったのになーと。毎日思い続けてきました。
今思うと、陣痛や分娩よりもつわりのがしんどかったです。
本当につわり地獄でした…。
出産する日が決まってからは気持ちがとっても楽に。
「この日まで頑張ればいい!計画分娩って神!」
なんて思えました。
この時、初めてつわりの終わりが見えたんです。だから乗り越えられたと思います。
あいみん
計画分娩のデメリット
メリットもあればもちろんデメリットもあります。
包み隠さず、私が経験したデメリットをまとめてみました。
促進剤が効かない
そう。計画分娩するまでは分からない促進剤が効かず陣痛がなかなかはじまらない問題。
私は1時間に1錠ずつ服用する経口薬で効果がなく、入院した2日後に出産しました。

錠剤の促進剤で陣痛がこなかったので、2日目からは点滴で子宮収縮の状況や赤ちゃんの状態をみながら陣痛の速度を調節。
なにがしんどいかって、NSTに繋がれながらずっと寝たきりで2日目の点滴。
「これで陣痛こなかったらどうなるの?」
なんて不安もありました。
でも先生はいつも冷静だった。多分こんなことは日常茶飯事なんだろうな。
結果、点滴の促進剤で陣痛に繋がりました。

お金がかかる
計画分娩と、名前だけ聞くとすごく特別な処置をされてお金も高いのか…と思いがちなんですが、ただ、分娩の日程を決めて促進剤で陣痛を促すだけの処置であれば
- 入院費用
- 陣痛誘発剤などの処置費用
単純にこれらが必要みたいです。
あとは何か処置にかかったお金ですかね。
計画分娩はよく「無痛分娩」と間違えられるのですが、無痛分娩も出産日を決めて入院する出産ですが無痛の為の処置に費用がかかるんですよね。
なので、産む日を決める計画分娩のみだとそれほどかからないかと思います。(これは出産する病院によって異なりますのでまずは産院に相談を^^)
あいみん
入院が延びるかもしれない
計画分娩で一番恐れていたのはこれ。
陣痛がこなかったりなんらかのトラブルで入院が延びてしまう。
入院が延びると予定してたスケジュールが色々と狂う。(家族の予定を決めて計画分娩にしたのにorz)
ただ、先生に聞いてみたら、私の場合は3人目の出産だったし、経産婦は陣痛も早まりやすいと。
が!!!
私、促進剤効果なかったけどねw
1日入院延びたけどな!!!笑
ま、1日くらいのズレは検討範囲内だったので良かったですが。
もし計画分娩お考えの方は、「1日〜3日は入院が延びるかもしれない」と、想定しておいた方が良いです。
効き方には個人差があります。
過強陣痛つまり使用量に比例しない、かなり強い陣痛となってしまう場合があります。
過強陣痛のためにまれに子宮破裂や子宮収縮による子宮への血液の流れの減少により、赤ちゃんの低酸素状態が出現することもあります。
一方、規定の最大量を使用しても、陣痛がこないこともあります。
ただ、これらは子宮収縮薬を使用しない自然分娩でも起こることで、上記の危険性が自然分娩に比べて大きく増すことはありません。
結果、計画分娩してよかった
無事に出産も終え、退院し、現在赤ちゃん10ヶ月となりました^^計画分娩してよかったなーと感じてます。
上の子どもたちも夏休みの間に出産し、お見舞いにも何度も来てくれました。
何より母である私の心の余裕が全然違う!
心構えができた出産だったので入院も分娩も楽しめた気がします。
とはいえ、まだまだ計画分娩に対するいろんな考え方や不安があると思いますが、そんな時は迷わず産院の先生に相談してみてくださいね。
まずは計画分娩についての知識をちゃんと得ることが大事です。