産後すぐの授乳で知っておきたいこと

長い長い妊婦期間を終え、感動の命がけの出産を経験した後、赤ちゃんのお世話が待っています。
ママの体も十分に体力を回復しないまま、授乳という大きなお仕事が待っています。
私や先輩ママが経験した、産後すぐの授乳について妊娠中に知っておくと役立つことをまとめてみました。

産後2日〜3日後におっぱいが石のように!!

授乳で一番きつかったこと。
産後すぐのおっぱいの張りです。

だいたい産後2日〜3日(個人差あります)で、おっぱいが石のようにパンパンに張ってきます。

なんだかおっぱいが痛いな〜と思っていたのですが、最初はこれが授乳の為のおっぱいの張りだとは気づかず・・・。
そして気づいたのが、産後お風呂にやっと入れた日。お風呂の鏡で自分のおっぱいを見てびっくり!!
自分のおっぱいとは思えないほど大きく膨らみ、カッチカチ。痛い!
そこではじめて、「あ!母乳が作られてる」と知ったのです。

はじめての出産、授乳で、何もわからなかった私は、慌てて助産師さんに、おっぱいの張りで痛いことを伝えました。

「なんでこんなんになるまでほっておいたの!?」

助産師さんにすごく怒られた、、、乳腺炎になりかけてたようです。
母乳はどんどん作られているのに、乳管が開いていないのが原因でした。
作られる母乳は外に出さないと(赤ちゃんに飲んでもらう)溜まっていく一方。そして詰まってしまい乳腺炎になるんです。

妊娠中のお母さん教室などで授乳の勉強はしていましたが、実際に経験することは全然違う。
はじめての授乳。わからないことだらけ・・・
結局、助産師さんに乳管が開くマッサージをしてもらい、張ったおっぱいもほぐしてもらって、赤ちゃんに飲んでもらうように授乳を頑張りました。
この、張ったおっぱいのマッサージがむちゃくちゃ痛いです。半端ない痛さです、、出産とどっち??って言われたらみんな同じくらい!って答えてしまうほど><おっぱい全体を針で刺したような痛みと闘いました;;

授乳は乳管が開くようにすることが大事

母乳で育てたい方はもちろん、乳腺炎にならない為にも、母乳が出る入り口の乳管がたくさん開くようにすることが大事です。
乳管は20本くらいあると言われています。おっぱいをしぼった時に、5本〜10本穴が空くようにすると良いそうです。
乳管の先に白く固まったものが見えることがあります。それは乳管が詰まっている証拠。開通するようにおっぱいマッサージをすることが大切です。
ただ、自分で間違ったマッサージをしてしまうと痛いだけでなく、逆に詰まらせてしまう原因にもなるかもしれませんので産院など助産師さんに相談するなどして、積極的におっぱいマッサージをうけるようにしましょう。

乳管が開いていない状態で赤ちゃんにおっぱいをあげ続けると、乳首が痛むことがあります。
知人でも乳首に亀裂が入ってしまい、授乳の度に泣いている子がいました。とっても痛そうでした、、
そして授乳することが苦痛になり、どんどんミルクをあげるようになって、自然に母乳が出にくくなってしまう。そういう方も多いようです。

母乳をたくさん作る体にするには、とにかくたくさんおっぱいを出すこと。
その為には出口である乳管をしっかり開通させることが大事です。

妊娠中に知っておけば、産後、すぐにでも助産師さんに相談できますよね^^
乳管を十分に開くようにすること!我が子を母乳で育てる為の、第一歩だと思います。