母乳で二人の子を育てた私。
上の子は1歳2ヶ月、下の子は2歳3ヶ月まで授乳していました。
合計約3年半!この3年半の間で授乳に関して得た知識はたくさんあります。
これから母乳で育てたい人に…知っておくと役立つ私の授乳豆知識をまとめてみます。
乳腺炎にならない為に
産後、毎回注意していること。それが乳腺炎。
産後油断してるとなっちゃいます、、。
これが、経験したママ友がいつも口にするんですが
「出産より痛い!!」
と…
あの鼻からスイカと言われてる陣痛より痛いってどんな痛みなの!?
乳腺炎とは
乳腺(母乳を外に運ぶ道)が炎症を起こしてしまうこと。これが乳腺炎です。
どういった時に起こるのか、完結に言うと乳腺に母乳が詰まってしまって炎症を起こすんです。
うまく外に母乳が流れなかったら起こります。
例えば、乳首から母乳がでる穴がうまく空いていなかった場合(初産婦さんに多い)中で詰まってしまったり、
偏った食事(甘いものや油物で詰まる)を多く摂取して詰まってしまったり…
赤ちゃんがうまく吸ってくれない場合にも起こりやすくなります。
この乳腺炎で悩まされるママは産後2割〜3割と言われているそうです。もう他人事ではないですよね。
乳腺炎にならないようにするには、産後助産師さんにおっぱいマッサージをしてもらって母乳を外にだすお手伝いをしてもらったり、食事に気をつけること!
私の場合、陣痛や出産がゴールだと思ってその先のことは何も考えてなかった…w
その為、おっぱいが痛いなーなんて思ってても「こんなもんなのかな?」と放置していて乳腺炎に!助産師さんにどうしてもっと早く症状を伝えなかったんだと怒られた記憶があります;;
出産前に知識を身につけておくことも重要ですよね。
ただし、情報だけを詰め込みすぎてストレスを抱えてしまうママたちも多いです。
私の周りのママ友の多くは授乳でストレスを抱えていました。
「授乳はこうあるべき」
というルールをいろんなところから聞いて、全くその通りにできなかったら自分をせめてしまったり他人と比較してしまったり…
産後は気持ちも不安定。
授乳ルールは赤ちゃんとの生活の中で徐々に出来上がってきます。
ストレスをためない為にも、先輩ママに相談したりいろんなことを試したり、楽しく授乳できることが一番です。
授乳中は場所や服に制限あり!!お出かけ前には要チェック!
2人の子の授乳を通して、大変だったなーと今思うこと。
どこに出かけるにも授乳のことを常に考えて行動せねばいけないということ。
出かけた先には授乳室はあるのか、
授乳がしやすい服装であるか、
完全母乳で育てるには常に考えておかないといけないことなんです。
フォーマルな服は授乳がしにくいので、出かけたらタイムリミットがあるw
誰かに赤ちゃんを預けて外出しても、「そろそろ授乳の時間かな…」と帰宅せねばいけない。
出先で赤ちゃんが大泣きした時に授乳できる場所を探さねばいけない。
などなど…
完全母乳で育てるには、ママの外出にも制限があることを知っておくと良いでしょう。
最近では、ミルクと母乳を混合で育てる人も多いようですね!
外出はミルク、家では母乳など…
ただし、赤ちゃんによってはミルクが苦手(哺乳瓶がうまく飲めない)な子もいます。うちの子が2人共そうでした。
外出は大変でしたが、授乳できる貴重な期間。妊娠もそうですが、子育てのうちのほんの数ヶ月。
大切な時間にしたいですね。
断乳のタイミング
いよいよ断乳を考え始めた頃…
「本当に断乳していいかなー??」
なんて、迷いも出てくるでしょう。
お仕事復帰をする方や離乳食がはじまるタイミング、断乳のタイミングは人それぞれです。
(私は1人目は1歳、2人目は2歳で断乳しました)
また、赤ちゃんが断乳を拒み大泣きしてなかなかやめられない人も多い!
断乳はある意味、ママと赤ちゃんの初めての試練でもあるといえるでしょう。
完全母乳で育てた私のママ友が、こんなことを言ってました。
「私は2人の子を10ヶ月で断乳したよ。でも、すんなりと赤ちゃんも理解してくれた。断乳の1ヶ月前から赤ちゃんに話しかけたら大丈夫!」
と…
空いた口が塞がらなかった私。(私は断乳するのが大変だったので)
「赤ちゃんはママの声をちゃんと聞いてるから!嘘だと思って断乳前は言い聞かしてみて!」
なるほど…言葉の意味がまだわかってないからと決めつけないで、ちゃんと赤ちゃんとコミュニケーションをとるのが大事なんだな、、。
3人目はぜひチャレンジしてみようと思います!!
授乳って本当に神秘的ですよね。
授乳してる期間はいろんなことで大変だったり体力も使うけど、終えてみるとあの時期は貴重だったなーと…
でも、授乳していない期間もちゃんとママと赤ちゃんの心は繋がってます!!なので、できるできないではなく、授乳中も授乳後も赤ちゃんとの貴重な時間を大事に。楽しいと思えることが最高の育児なんだろうなーと思います。