赤ちゃんがうまくおっぱいを吸ってくれない原因と対策

赤ちゃんがうまくおっぱいを吸ってくれない原因と対策

3人の子供の授乳をしてきた私。様々なおっぱいトラブルを経験してきました。
出産する度に変化してくる乳首の形。赤ちゃんによっても、トラブルは様々。
授乳することは幸せなことだけど、トラブルもつきもの…辛い思いも沢山してきました。
実際に経験した赤ちゃんがうまくおっぱいを吸ってくれない時の原因とその対策についてまとめてみました。

乳管が開通していない

はじめての出産・はじめての授乳で一番多いトラブルがこの、お母さんの乳管が開通していない為に母乳が出ないというトラブルです。私もぶち当たりました。

乳管とは、乳首にいくつもある母乳が出てくる管のこと。
いくつも穴があるんですが、はじめから全て開通している人ってほとんどいないと思います。
この乳管が開いていないと、どんどん作られる母乳を外に出すことができず、乳腺炎を引き起こしたり、赤ちゃんがうまく吸うことができていない原因となります。

産前にマッサージを

対策としては産前に乳管開通のマッサージをすることが勧められています。
私も経験上、乳首マッサージをしていた右のおっぱいの方が乳管が沢山開いていました。

産後は、助産師さんにおっぱいマッサージをしてもらうか、赤ちゃんにこまめに吸ってもらうこと。
するとどんどん開いてきます。(沢山開くと、シャワーのようにぼたぼた母乳が出るようになりました)
乳管を開通させるには根気が必要!パンパンに張ってきたおっぱいをマッサージするのは痛い>< 助産師さんのおっぱいマッサージは乳首もひねったりされるので、それがむっちゃ痛い!でも、プロに任せると不思議と開くようになるんです。

諦めないで続けてみましょう!

乳首の形(大きさ)で赤ちゃんがうまくくわえられない

これもママたちからよく聞くトラブルのひとつです。
乳首の形が新生児の口に合わないというトラブル。

乳首の形や大きさには個人差もあり、生まれ持ったものなので、形を変えることはできません。
産院ではじめて授乳をさせる時、助産師さんが乳首をチェックしてくれます。そこで、自分の乳首が赤ちゃんの口に合うかどうか確認。

赤ちゃんは乳首全体を口に含み母乳を飲みます。陥没していたり、大きすぎてくわえられなかったりと、なんらかの原因がある場合は、搾乳して哺乳瓶で飲ませるか、ニップルガードという乳頭保護器を使用して授乳をします。

搾乳とは

搾乳とは自ら母乳を絞ること。
絞るには、器具を使用したり、手で絞ったりします。

私も何度か搾乳する機会があり、器具を購入して絞ったり、手で搾乳も経験しました。
搾乳器にも、手動と自動のものがあります!
母乳がいっぱい出る人は良いかもしれませんが、思うように作られていない人は、1滴ずつポタポタとしか出ない人もいるはず…
沢山搾乳しようと思うと、かなり根気のいる作業になるんです。

そこで!搾乳器には電動と自動があります。
Amazonでも販売してるのでチェックしてみてください。

手動搾乳器

電動搾乳器

ニップルガードとは

ニップルガードとは、乳首が陥没していて赤ちゃんに乳首をくわえてもらうことができなかったり、乳首に傷があり授乳が痛い!という人の為に…乳首に装着する乳頭保護カバーです。

口コミ評価が高かったのがメデラ medela 【日本正規品】 コンタクトニップルシールド
授乳で悩むママにとって大きな味方グッズです。

乳首が固くて赤ちゃんがうまくくわえられない

乳首の形と同様に、乳首が固いと赤ちゃんはうまく母乳を飲むことができません。
ただ、これも、ひたすら赤ちゃんに吸ってもらうことで少しずつ柔らかくなってきます。マシュマロくらいの固さがベストだと言います。固い人は根気よく、授乳を続けてみてください。

赤ちゃんの吸う力が弱い

3人目の子は37週で出産しました。2900gでの出産でしたが、周りの子に比べるとガリガリで心配するほど。
その発育の影響もあったのか、授乳に苦戦。赤ちゃんの吸う力が弱いことに気づきました。1人目・2人目の時と違う…

赤ちゃんのおっぱいを吸う力もなければ、吸ってる最中に疲れ切ってすぐ寝てしまう…
その為、十分に授乳できずお腹いっぱいにならない状態で1時間おきにおきてしまう。

夜も昼も1時間おきの授乳で本当に疲れた記憶があります><

この問題は、赤ちゃんの成長と共に解決していきます。
赤ちゃんがしっかりおっぱいを吸うことができるようになるまで、完全母乳にこだわらず、赤ちゃんが吸いやすい哺乳瓶で飲ませてあげるという方法をとることが赤ちゃんの為にもママの為にも良いと思います。

ただ、ミルクの量が増えてしまうと、今度は母乳を飲まなくなってくる=母乳が作られなくなってきます。
母乳を沢山出すには継続的におっぱいを吸ってもらうこと。
ここでもママの根気が必要です。

母乳が美味しくない

美味しい母乳を作るには、ママがバランスよく食事を摂れているかで決まります。

ママの口は赤ちゃんにとって乳首が口になる。
食べたものはそのまま母乳になって出てくるんです。

本当にすごいなーと思うことがあるんですが、私は口にしたものが数秒後に乳首に到達するのがわかるんです。
というのも、例えば、辛いものを食べると、3秒後には乳首がヒリヒリする!!
私の口は乳首に繋がってるのを感じています。

美味しい母乳を作るには和食中心のバランス良い食事を心がけること!
水分もしっかり補給することを忘れないようにしましょう。