1人目・2人目の産後は2日後からじゃんじゃん出ていた母乳が、3人目の出産にて全く出ず。
ちょろちょろと水滴程度に出る母乳が生後5日間続き、それだけではなく、乳首が大きく新生児の赤ちゃんの口に合わずうまく吸ってくれないというトラブルも発生。
おっぱい(左右10分ずつ)+ミルクという混合ではじまった3人目の哺乳。
「なんとか完全母乳に近づけたい!」
そう頑張った1ヶ月。
過去2人育てた経験と助産師さんのアドバイスで出なかった母乳がいっぱい出るようになり、生後1ヶ月で完全母乳になりました。
混合から完全母乳に切り替えることに成功した8つのことをまとめてみます。
目次
赤ちゃんが泣いておっぱいを欲しがったら時間を気にせず授乳をした
基本的に、母乳は赤ちゃんに飲んでもらえばもらうほど出るようになります。
「赤ちゃんがおっぱいを飲んでいないような気がする…」と、自分の判断で授乳することを中断してしまうと逆効果。
どんどん作られなくなって出なくなってしまうんです。
育児の辞典や助産師さんからの指導では
「新生児は3時間おきの授乳を…」
と、時間が決められてます。でも、それは十分な量の哺乳ができている場合の目安です。
ミルクのように、事前に哺乳できる量を決めることができれば3時間おきという正確な時間で測ることが可能。
でも、母乳って飲んだ量ってわからないですよね。
さっき授乳したばっかりなのに、オムツ変えても抱っこしてても赤ちゃんが泣きやまない!という時は、迷わず授乳するようにしていました。
1人目を出産した時に同じような経験があり、毎日1時間から2時間おきの授乳を繰り返しているうちにじゃんじゃん母乳が作られるようになったんです。最初は寝不足でしんどかったし自分との闘い>< でも根気よく続けていくことで母乳が出るようになりました。
赤ちゃんがおっぱいを欲しがれば時間を気にせずその度に授乳!これの繰り返しです!
赤ちゃんがおっぱいを拒否!嫌がっても飲み出すまで授乳してみる
欲しがるだけおっぱいをあげようと試みても、赤ちゃんがおっぱいを拒否すればどうしようもないですよね、、
私の場合、赤ちゃんの口のサイズに私の乳首の大きさがフィットせずorz
赤ちゃんが乳首を口にふくむことが難しく苦戦しました。
ミルクとおっぱいの混合だったのもあり、哺乳瓶の飲みやすさを覚えた赤ちゃんはますますおっぱいをくわえることが下手くそに>< ここでも負けじと根気よく!赤ちゃんがくわえて母乳を飲みだすまでなんども口に乳首を突っ込みました。
すると、ピタッと密着してフィットする瞬間があるんです。これが不思議。
さっきまで拒否ってたのは一体なんだったのか!?と思うほど、ちゃんと飲んでくれるようになるんです。
乳首の形も赤ちゃんの口の開け方も個人差がありますので、一概にこれが良い!という方法はありませんが、とにかくすぐに諦めないことが重要だと思いました。
ただ、うまくいかないことが続くと逆にストレスにもなる原因なので、しんどく思ったら迷わず助産師さんに相談してみることをおすすめします!
赤ちゃんがうまくおっぱいを吸ってくれるようになるまで、なんらかのアドバイスをくれるはずです。
おっぱいマッサージを助産師さんにお願いする
産後5日目でもなかなか出なかったおっぱい。
心配になり助産師さんに相談。
「おっぱいマッサージしてください!!」
お願いしてみました。
おっぱいマッサージの仕方はネットでも詳しく説明されてたりと、自分でできるものですが、やはりプロの腕は違う!
自分だと痛みをセーブしてしまってうまくできないもの。
助産師さんは何人ものおっぱいを触ってきてる。本人が痛かろうが、母乳が作られるようになるためのマッサージを的確にしてくれます。
おかげで、おっぱいマッサージをした翌日からおっぱいが張り出しました!
また、私は脇の付け根あたりをマッサージするようにしています。脇の付け根をマッサージするとじわーっと母乳が作られる時が多々あり…(個人差あるかもしれません)
リンパの流れをよくするのにも効果的なので、授乳の疲れもとることができます!
美味しい母乳が作られるように食事バランスを考える
自分が口にするご飯を栄養バランスを考えて和食中心で食べることにしました。
実はこれ、これはすごく重要なこと。
なぜなら、赤ちゃんだってまずいおっぱいは飲みたくない!!
自分が口にした食べ物は全て母乳になって出てくるんです。
平均的に、自分が口にした食べ物は2時間から3時間で母乳となるそうです。
ということは、油っぽいものを食べれば当然油っぽい母乳が出てくる…
美味しくない母乳を赤ちゃんが欲しがるわけないですよね。赤ちゃんにとって美味しい母乳を作るには、和食中心のバランスのとれた食事を心がけることが重要。
授乳中はどうしても甘いものが食べたくなりますが、それならそれなりに、あずきなどの栄養いっぱいの甘いお菓子を食べればいい!
離乳食がはじまるまでの数ヶ月は、赤ちゃんにとってママが食べる物=赤ちゃんの食べ物になることを忘れないでください。
赤ちゃんが美味しい!と思えるおっぱいを作れば、どんどん吸ってくれるし、吸ってくれることで母乳も作られるようになる。循環がよくなるんです。
水分足りてる??自分が思っている以上におっぱいはカラカラなんです!
人間は喉が乾いた…と思った時には水分が足りてない状態になってるそうですね。
授乳時は特に水分補給が重要!だって赤ちゃんは母乳を飲んでママから水分を奪ってます。
「そういえばトイレの回数減ったなー」
なんて感じてません??それは水分が足りていない証拠。
自分では気付いていないだけで実はおっぱいがカラカラなんです。
こんなことがありました。
産後すぐ友人が家に遊びに来てくれた時のこと。
お茶をしながらあれこれおしゃべり。話が弾んで口が渇きいつもよりもお茶をたくさん飲んだ私。
すると…!おっぱいの張りがいつも以上に良くなりました。これにはびっくり!
身をもって感じたのでその日から水分補給を意識してするようにしました。
ただし、水分と言っても飲み物はいろいろあります。
コーヒーなどカフェインの入ったものや炭酸飲料。甘い甘いジュース…
美味しいおっぱいを作るには、飲み物も気をつけて摂取すること!あ、、でも、あまり気にしすぎてストレスになるとしんどくなるので、ほどほどにww 私は1日1杯、コーヒーは飲んでました。これは自分のストレスをためないようにするために!
でも、それ以上にお水を飲むようにしてました。
うちには妊婦の時からお得に飲めるウォーターサーバーの「クリクラ」が設置してあるので美味しいお水をすぐ飲める環境にしてあります。
夜の授乳を頑張れ!母乳は寝てる間に作られる
私は睡眠が十分にとれないと体が異常にしんどくなってしまうタイプ。
だから母乳があまり作られていないことがわかった時、夜はミルクにしてしまおう!と安易に考えていました。
が…
助産師さんから
「お母さんが寝ている間に母乳って作られるので、できれば夜の授乳頑張ってください」
初耳でした。
でも、確かに、夜はよくおっぱいが張って目が覚めたなーと。
母乳は血液。起きている間は身体中の筋肉に血液を送らなければいけないけど、寝ている間はたくさん送る必要はない。
その分母乳が作られるという仕組みだそうです。
それを知ってからは、夜の授乳を頑張って赤ちゃんが寝ている昼間には昼寝をしたりして、自分の体をきちんと休めながら授乳を頑張りました。これは効果があったように思います。
睡眠不足はNG!ストレスは母乳の出を悪くする
「母乳は寝ている間に作られる」
ママの体が十分に休息できているかどうかが母乳の出に大きく関係することはわかりました。
それと同時に、寝不足や産後ホルモンバランスによるイライラも良くないということ。
産後は非常にストレスがたまりやすい。寝不足や赤ちゃんの泣く声、旦那さんとの関係や上の子の育児。いろんなことから心身ともにママも疲れてきます。
授乳中でも
「おっぱい飲んでくれない。出ているかもわからない…」
なんて母乳で不安になってしまうことも多々あります。
そういった不安や焦りなどからホルモンバランスを崩してしまって母乳の出を悪くしてしまうことがあるそうです。
ストレスをためないようにするのってなかなか難しいように感じますが、例えば気分転換に赤ちゃんを誰かに預けて1人の時間を確保するとか美味しい食べ物を食べて気持ちをリラックスさせるとか、お風呂にゆっくりつかるとか、今できる自分なりのストレス解消法を考えてみてください!
授乳姿勢を考えてみて!いろいろ試してみる価値あり
赤ちゃんの口とお母さんのおっぱいの形がフィットしないという問題のように、授乳する時の姿勢によっても赤ちゃんとのフィット感が違ってくるんです。これは授乳を経験した人しかわからないことだと思うのですが、この授乳姿勢によって母乳の出が良くなることもあります。
例えば、乳首の向き。赤ちゃんがくわえにくい方向に向いていると、当然赤ちゃんはうまく飲むことができない。
なので、赤ちゃんがおっぱいを拒否してなかなかうまくくわえてくれない時は、いろんな授乳姿勢を試してみましょう。
縦抱っこして吸わせてみたり、赤ちゃんの抱き方を変えてみたり…
また、乳首を浅くくわえさせると赤ちゃんは飲みづらく母乳の出も悪くなります。
乳首が赤ちゃんの口で全て隠れるくらいしっかり口に含ませて飲ませると、ごくごくと喉を鳴らして飲んでくれるようになります。フィット感が大事です!
これらのことを繰り返し毎日意識して続けたことによって、生後1ヶ月には混合から完全母乳へと切り替えることができました。肝心なのは諦めないこと!
「でないから…」
「飲んでくれないから…」
と、母乳をあげるよりミルク中心になっていくと、母乳は作られなくなってきます。
とにかく根気よくやってみる。産後ママの体も万全じゃないししんどいかもしれませんが、頑張りすぎない程度に頑張ってみてください^^