新しい仕事を初めて2週間。
妊娠が分かったその日。1日悩みました。
悩みの理由はひとつ。
とってもハードで無理をしている今の生活の中で妊娠初期の大事な体を第一に考えてやれるのか・・・
何を一番に考えて、自分は何をすべきなのか。
経済的な生活のこともあったし、何より自分が勉強をしたい!という前向きな気持ちになっていた真っ只中だったから
いろんな葛藤と迷いがありました。
そんなある日、いつものように疲れて帰ると出血が。
茶系の出血だったんですが腹痛も少しあったのでこわくなってネットで調べてみた。
妊娠初期の茶系の出血は妊娠初期にはよくある。着床時出血の可能性が高い
その頃私は妊娠5週目。
友達にも聞いた話、茶系だとそれほど心配しなくても大丈夫ってことだった。
とりあえず様子を見て、無理をしないように心掛けていたんだけど
翌日、仕事から帰宅すると今度はトイレで真っ赤な出血が…
その瞬間トイレで蹲って大泣きしてしまいました。
何が原因かは分からない。
ただ、その真っ赤な血にただただ動揺して、一瞬にして無理をしていた自分を責めました。
そしてはじめて「流産」をいう言葉が頭をよぎりました。
出血が採血だった場合は医師に相談を。流産の可能性も…
妊娠してはじめての出血だったので、翌日病院へ。
不安に押しつぶされそうだったんだけど、診察を待っている時間に思った。
一人目を授かり、何もなく安産で出産していた私は「流産」をいう言葉は遠い存在だと勝手に思っていました。
でも、そうじゃない。
出血したことによって、色んな情報が欲しくなってネットや本を読みました。
そして分かった事。
赤ちゃんは本当に奇跡なんだ。
授かった命は凄いんだ。だから自分(赤ちゃん)を自分が思っている以上に大事にしないといけない。
仕事を辞める決意をしました。
幸い、先生も
「無理はしないように。出血は問題ないですよ」
と言ってくれて、ほっと一安心。
だけど振り返ると、確かに自分の生活は妊娠初期にする行動では無かったと反省しました。
周囲からは「無理しちゃダメよ」「自転車になんて乗ったらダメ!」
色んな指摘を受けたんだけど
どうしても働かないといけない状況の人もいる。
仕事を辞めるなんて出来ないし、そんなことしたら周りに迷惑がかかる。
今まで頑張ってきた仕事を辞めることなんで無理。
子供がいたらゆっくりなんて出来ない。
きっと、働いてる女子は妊娠初期に悩みとぶつかるはず。
私も、仕事が大好きで、ある意味子育てのストレス発散は仕事だったし
自分を認めてもらえる場所でもあったし
経済的にも豊かでは無かったので、家庭の事を考えると自分が働くのが当然だと思っていました。
だから苦渋の判断だったけど、ここでひとつの命を預かった事は運命で奇跡だってこと。
安定期になれば、またいつもどおりに活動すればいいし
何十年生きている内の数日の事。
自分=赤ちゃんを大事にしよう!
そう思いました。
出血した事によって自分の中で何かが吹っ切れたみたいに・・・。
仕事は翌日にはキャンセル。
家での仕事も少しずつ出来る時間にすることに決めました。
それまでは毎日パソコンに向かっていた私でしたが
妊娠初期の5週目〜はとにかくお腹を冷えないように激しい動きも避けて絶対無理はしないように精神的にもゆったりした生活を送るようにしました。